きゅうえもんのおと

どうでもいいことだらけの日常






結婚式はストレスの塊である

 「はてなブックマーク」で見つけた、「結婚式をやりたくない」という「はてな匿名ダイアリー」の文章を読んで、同じような思いがあったので、ここに書くことにした。

 

anond.hatelabo.jp

 

 

 男性でも女性でも、容姿というものは個人差がありすぎるものだ。

 顔が良くても背が低い、痩せたらかっこいい・かわいい、あまりにも背が高すぎる、極端な天然パーマ、極端に毛髪量が少ない、見えやすいところにアザのようなものがある、歯並びが悪い、等。

 結婚式で着飾ると、容姿の差が際立ってくる。

 

 他人と比べなければ良い話なのだが、男前や美人の結婚式に出席した後で自分が結婚式をするとなると、他人と比べられるのを恐れるようになる。「自分が結婚式をしたらどうなるだろう。こんな風にできるだろうか」と、自分が既に比べてしまっている。

 いとこや兄弟がいたら尚更だ。兄弟の場合、先にやっても後にやっても比べられる。兄弟だから同じような容姿になっても良さそうなものだが、そうはならない。片方が男前・美人で片方が不細工ということはある。

 

 容姿の問題だけでも、気が重くなる要素が多いのに、さらに、家族の問題、会社の問題、友人の問題が加わってくる。

 

 親を人前に出すのが恥ずかしいという人はいるだろう。今回、匿名ダイアリーに書いた人のように、親の知る世界が狭すぎて、それを人前で話されるのが嫌であるとか、酔っ払って余計なことを言われるのが嫌であるということも分かる。自分の親が恥をかく姿を見たくないし、自分の親がこのような人物であると思われたくないということもあるだろう。それが、親ではなく祖父母の場合もあるだろう。

 

 兄弟については、もっと複雑な感情がある場合が想像される。

 疎遠になってしまっていたり、問題行動がある場合、まず、連絡をとることからストレスを感じる場合がある。本心では「来てほしくない」と思っていても、「来てください」と言わなければならない人もいるだろう。

 それが、叔父叔母(伯父伯母)、いとこであるかもしれない。

 

 

 匿名ダイアリーの人のように、職場の人は呼ばず、友人を呼びたいという気持ちがある人は多いと思う。時間やお金を使わせて来てもらうのが申し訳ないという気持ちはよく分かる。

 仲の良い友人に見せる姿は、仲が良いから見せられるのだ。結婚相手の親戚に友人に見せる姿を見られたくないが、しおらしくしている姿を仲の良い友人に見せるのも恥ずかしいという人もいるだろう。

 

 会社の上司を呼ぶような風習はいつから生まれたのか。今の時代に結婚式をする風習が生まれていたら、会社の上司を呼ぶことが少数派になるのではないか。上司には会社で報告をして、仕事上障害がないようにすることで十分ではないか。自分の配偶者を見せる必要はないと思う。どんな配偶者かと聞かれたら、説明をして写真を見せれば良いのではないか。

 そんなことを思う。

 

 

 プロフィールの紹介についても、匿名ダイアリーの人に共感する。

ドレスに凝る花嫁がいるなら自分の自意識を守ることにこだわる花嫁がいたっていいじゃないか。

 いいと思う。

 

 「結婚式は女性が主役だ」などと言われることで、女性の方がプレッシャーを受けることがあるだろう。

 逆に、男性は「結婚式もできない甲斐性なしなのか」と思われることへのプレッシャーがあるだろう。

 女性にとっても男性にとっても結婚式は苦になる場合がある。

 

 二人の意見が一致することが一番良いが、片方だけが結婚式をしたいというペアもいるだろう。その場合、「なぜしたくないのか」と詰問されることもあるだろう。したくない理由を話すことが既にストレスだ。

 

 結婚式をしたくない理由というのは、したい人からすると、意外と分からないようだ。

 

 親を呼びたくない理由も、それぞれの家庭の歴史があって、その蓄積から呼びたくないと思っているから、一言で説明できないこともあるだろう。

 兄弟や親戚についてもそうだ。親戚となると、一家まるごと「カラー」が違うことがある。「合わない」と感じている親戚一家がある人もいる。だが、親に「呼ばないわけにはいかない」と言われると、気が重くなる。そういう人もいるだろう。

 友人にしても、友人同士は仲が悪いパターンでは、席をどうするか悩むだろうし、当日も気にしたという人もいるだろうし、終わってからも大丈夫だったかと気になる人もいるだろう。

 

 様々なことを考えていると、気が重くなるのはよく分かる。

 

 方々に気を使わなければいけない人にとっては結婚式はストレスがあまりにも多いイベントである。これは気持ちの問題もあるから、理解できなくても仕方がないのであるが、ただ単純に「容姿に自信が無いから」とか「面倒くさいから」とか「お金がもったいないから」という理由で結婚式をしたくないと言っているのではないことは分かってあげてほしい。